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ミッキー・テトルトン : ウィキペディア日本語版
ミッキー・テトルトン

ミッキー・テトルトンMickey Lee Tettleton , 1960年9月16日 - )はアメリカメジャーリーグで活躍した野球選手。
主に捕手だが、後に一塁手外野手指名打者としても起用された。右投両打(スイッチヒッター)。アメリカ合衆国オクラホマ州オクラホマシティ出身。
== 人物・来歴 ==
オークランド・アスレチックスに入団し、6月30日に初出場するが、アスレチックス時代はマイク・ヒーステリー・スタインバックらが居り正捕手とはなれず、にボルチモア・オリオールズに移籍してチャンスをつかんだ。
打率こそ低いが、持ち前の長打力でレギュラーに定着し、には26本塁打を放ち、シルバースラッガー賞を獲得。
オールスターにも出場した。
には自己ワーストの160三振を喫し、打率.223、15本塁打に終わり、この年のオフにデトロイト・タイガースに移籍。
タイガース移籍初年度のに31本塁打、89打点で2度目のシルバースラッガー賞獲得とオールスター出場を果たす。も打率.238も、32本塁打、83打点、そしてリーグトップの122四球、137三振を記録。
この当時のタイガースは、長距離打者が揃っていたが、いずれも阪神タイガースに在籍歴をもつセシル・フィルダー(35本・151三振)、ロブ・ディアー(32本・131三振)と共に、「30本130三振トリオ」となった。オフにフィルダー、トラビス・フライマンと共に日米野球で来日。
チーム打率は.256はア・リーグ14球団中11位、三振1,055はワースト1位、本塁打182と得点746は1位というチームであった。
にも32本塁打、110打点、そして打率.245、109四球と活躍。これ以降は一塁や外野での起用が増えた。
テキサス・レンジャーズに移籍。レンジャーズにはFA移籍したにも関わらず、その後もタイガースファンには人気があり、タイガー・スタジアムでテトルトンが打席に立つとタイガースファンから歓声が上がった〔http://home.n00.itscom.net/kbt-t/ballpark_mlb_al/tiger96_j.html 〕。
イバン・ロドリゲスが居たこともあり、これ以後は捕手としての起用はほとんどなくなったが、1995年には32本塁打、78打点。
にも24本塁打、83打点と活躍。
しかし、には故障のため17試合の出場に終わり、この年限りで現役を引退した。
通算1,307三振はメジャー史上第96位。選んだ四球も多く、シーズン100四球以上が5回。他に90台も2シーズンあった。1992年の122四球はリーグ最多であった。そのため、打率の割に出塁率は高く、1992年には打率.238に対して出塁率は.379もあった。通算でも打率.241に対して出塁率は.369であった。
打席でまっすぐ立って、バットを腰のあたりで水平に構える非常に独特のフォームが特徴的で、投手がモーションに入ってからわずかに屈んでバットを構えた。
プレイ中も常に口いっぱいに噛みタバコを噛み、ズボンのポケットにはお守り代わりに猿のしっぽ(本物ではない)を入れていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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