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ミツデカエデ : ウィキペディア日本語版
ミツデカエデ

ミツデカエデ(三手楓、学名:''Acer cissifolium'')はムクロジ科カエデ属落葉高木雌雄異種〔『日本の野生植物 木本Ⅱ』p.18〕〔『樹に咲く花(離弁花2) 山溪ハンディ図鑑4』pp.384-385〕。

== 特徴 ==
樹高は20mに〔、の直径は10-20cmになる〔。冬芽の鱗片は2対あり、敷石状に並ぶ。鱗片葉は長さ約1.2cmになる楕円形で、背面には伏軟毛が密生する〔。は紫褐色または赤褐色で、今年枝には上向きの白い短毛が生える〔。は花がつく枝に1-3対、花のつかない枝に1-7対、対生する〔。3出複葉になり、小葉は、長さ4-8cm、幅2-4cmの卵状楕円形で、先端は尾状に鋭くとがり、基部はくさび形になり、縁には欠刻状の粗い鋸歯がある。葉の両面にまばらに白い毛が生え、裏面の脈腋には毛が密生する。葉柄は長さ3-8cmあり、紅色で、白色の毛がある〔。頂小葉の小葉柄は長さ0.3-1.5cm、側小葉の小葉柄は、頂小葉のものより短い〔。
花期は5月。葉の展開後に、長さ5-15cmの総状花序が有花枝の先端から垂れ下がる。は淡黄色で4数性、花序に20-50個つく。花柄は長さ2-5mm、萼片は4個で、長さ約1mmになる卵形、花弁は4個で、長さ約2.5mmになる線形。雄花の雄蕊はふつう4個で、長さ約2mmになり花糸の下部がふくらむ。雌花には退化雄蕊はなく、子房は毛が散生するかまたは無毛、花柱は短く花柱分枝は長く広く開出する〔〔。
果期は6-7月。果実翼果で、分果の長さは2.5-3cmになり、翼果は平行または鋭角に開く。果実は7-10月に熟す〔〔。秋には黄色に紅葉し、落葉する〔『カエデ識別ハンドブック』p.10〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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