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ミトラス : ウィキペディア日本語版
ミスラ

ミスラ(Miθra)とはイラン神話に登場し、英雄神として西アジアからギリシアローマに至る広い範囲で崇められたインド神話の神ミトラ(मित्र )と起源を同じくする、インドイラン共通時代にまで遡る古い神格である。その名は本来「契約」を意味する。
本項では、イランでのミスラの他、インドのミトラやギリシア・ローマのミトラース(ミトラス)についても説明する。
== インドのミトラ ==
インド神話では、契約によって結ばれた「盟友」をも意味し、友情・友愛の守護神とされるようになった。また、インドラ神など他の神格の役割も併せ持った。『リグ・ヴェーダ』などではヴァルナとは表裏一体を成すとされる。この場合ミトラが契約を祝福し、ヴァルナが契約の履行を監視し、契約に背いた者には罰を与えるという。
ミタンニ文書でも、ミトラはヴァルナ、インドラナーサティヤとともに現れる。
後世のインド神話ではあまり活躍しない。アディティの産んだ十二柱の太陽神(アーディティヤ神群)の一柱で、毎年6月の一カ月間、太陽戦車に乗って天空を駆けるという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミスラ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mitra 」があります。



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