翻訳と辞書
Words near each other
・ ミナミクイナ
・ ミナミクジャクガメ
・ ミナミクロダイ
・ ミナミコウライウグイス
・ ミナミコメツキガニ
・ ミナミシマフクロウ
・ ミナミジサイチョウ
・ ミナミゾウアザラシ
・ ミナミゾウリエビ
・ ミナミタクシー
ミナミツチクジラ
・ ミナミトックリクジラ
・ ミナミトビハゼ
・ ミナミトミヨ
・ ミナミトリシマヤモリ
・ ミナミヌマエビ
・ ミナミノミナミノ
・ ミナミハンドウイルカ
・ ミナミバンドウイルカ
・ ミナミホマレ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ミナミツチクジラ : ウィキペディア日本語版
ツチクジラ属[つちくじらぞく]

ツチクジラ属(槌鯨属、''Berardius'')は、鯨偶蹄目ハクジラ亜目アカボウクジラ科に属するの一つ。ミナミツチクジラツチクジラの2種が属する。
ミナミツチクジラ(南槌鯨、''Berardius arnuxii''、Arnoux's Beaked Whale)はツチクジラ属に属し、南半球に棲息する大型のクジラである。
ツチクジラ(槌鯨、''Berardius bairdii''、Baird's Beaked Whale)はツチクジラ属に属し、北半球に棲息する大型のクジラである。
ミナミツチクジラとツチクジラはアカボウクジラ科の中では一番大きいクジラであり、ハクジラ全体ではマッコウクジラに次ぐ大きさとなり、大きさもほぼ同じで、外観も非常に似通っている。
そのため、一部の動物学者は同一のが変異して別々の種に分かれたという説を唱えている
ミナミツチクジラは、ニュージーランドで発見された頭蓋骨に基づき、1851年、Duvernoyによって新種として報告された。
属名の ''Berardius'' は、この頭蓋骨をニュージーランドからフランスに運んだ船の船長であるBerardに由来する。
種小名の ''arnuxii'' および英名のArnoux'sは同船の船医Arnouxに由来する
ツチクジラは、ベーリング海で発見された試料に基づき、1883年、Stejnegerによって新種として報告された。
種小名の ''bairdii'' および英名のBaird'sは鳥類学者・魚類学者でありスミソニアン博物館の副館長も務めたBairdに由来する。
和名のツチ(槌)は、頭部の形状が稲藁を叩くに似ているからとされる。
==分類==
ツチクジラ属 ''Berardius''
* ミナミツチクジラ Arnoux's Beaked Whale, ''Berardius arnuxii''
* ツチクジラ Baird's Beaked Whale (North Pacific Bottlenose Whale), ''Berardius bairdii''

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ツチクジラ属」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Giant beaked whale 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.