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ミナミトビハゼ : ウィキペディア日本語版
ミナミトビハゼ

ミナミトビハゼ ''Periophthalmus argentilineatus'' はハゼ科魚類トビハゼに似ており、同様に泥の表面をはい回り、また尾を使ってよく飛び跳ねる。日本では琉球列島に分布する。
== 特徴 ==
トビハゼにごく似た魚で、姿はハゼの標準的な形だが顔や胸びれの様子が両生類を思わせる〔以下、主として川那部・水野(1995),p.644〕。体長は9cmほど〔沖縄生物教育研究会編(2004),p.211〕。頭部では両眼が背面の上に突出しており、驚いたときなどはその下にあるくぼみに収納される。その様子はまるで瞬きをするように見える。その際に下眼瞼(かがんげ)という半透明で半月型の膜が下目蓋のように振る舞う。胸びれは基部が太くて長く、先端の軟条部が横向きにつき、まるで前足のように動かせる。背鰭は前後に分かれ、第1背鰭の前は先端が突出し、その縁に沿って暗い帯が出る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミナミトビハゼ」の詳細全文を読む



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