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ミナミハンドウイルカ
ミナミハンドウイルカ(南半道海豚、学名:''Tursiops aduncus'')は鯨偶蹄目ハクジラ亜目マイルカ科ハンドウイルカ属に属するイルカである。ミナミバンドウイルカとも呼ばれる。 同じハンドウイルカ属に属するハンドウイルカ(バンドウイルカ)の亜種とされることもあったが、2000年のIWC科学委員会により別の種とされる〔12頁, 酒井麻衣, Tokyo Institute of Technology Digital Library / 東京工業大学電子図書館, 2013-5-13閲覧〕。また、1999年のLeDucらは、ミナミハンドウイルカはTursiops属(ハンドウイルカ属)よりもStenella属(スジイルカ属)により近いと報告している〔PHYLOGENETIC RELATIONSHIPS AMONG THE DELPHINID CETACEANS BASED ON FULL CYTOCHROME B SEQUENCES , R. G. Leduc, W. F. Perrin, A. E. Dizon , Marine Mammal Science , Volume 15, Issue 3, pages 619–648, July 1999〕。 ==分布== 北太平洋の西側、オーストラリア付近の南太平洋、インド洋などの温暖な海の沿岸に生息する。10から20頭程度の群を成すことが多いが、1頭の場合もあるし、100頭以上の大きな群も見られる。小笠原諸島や伊豆諸島などにおいて、ホエールウォッチングで見たり、ドルフィンスイムと称して一緒に泳いだりするのは多くの場合はハンドウイルカではなく、このミナミハンドウイルカである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミナミハンドウイルカ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Indo-Pacific bottlenose dolphin 」があります。
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