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ミナルディ : ウィキペディア日本語版
ミナルディ

ミナルディ(''Minardi'' )は、かつて存在したイタリアのレーシングチームである。本拠地はイタリアファエンツァ。からまでF1に参戦したのち、レッドブルに買収され、2006年よりスクーデリア・トロ・ロッソへ移行した。
== 概要 ==
F1直下のカテゴリ(F2やF3000)で成功した後、1980年代後半にF1へステップアップしたプライベートチームのひとつ。これらの小規模チームが淘汰されていく中で、ミナルディも毎年のように撤退が噂されながら、合併やオーナー交代によって2000年代までしぶとく生き残った。
F1で表彰台に上ったことは無く、参戦後期の印象から「万年テールエンダー」と揶揄されたが、1990年代前半頃までは中堅であり、予選で上位を占めることや入賞することも多かった。慢性的な資金難のため、型落ちのマシン・エンジンを使い続けなければならなかったが、技術面ではチタンギアボックスを始めとして、堅実な開発能力を持っていた。さらに、「現代のF1では他にみられない家庭的な雰囲気と、F1への愛と情熱を感じさせるチームである」と評価する向きもあった。
イタリアのチームだけあって、イタリア人ドライバーを多く起用していた時期があったが、1990年代終盤からは様々な国籍のドライバーを起用するようになった。スポンサー持ち込みのドライバーを採用することも多かったが、有能な新人を発掘し、F1デビューの機会を与えるチームでもあった。また、日本人ドライバー片山右京中野信治が最後に所属したチームでもあることから、日本人のファンも多かったチームの1つである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミナルディ」の詳細全文を読む



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