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ミニジョブ(英語:mini-jobs または 400-euro jobs)とは、2003年から2004年にかけてドイツで導入された労働市場改革政策のひとつ。軽微就業とも言う。 == 概要 == 2003年以前のドイツ国内では、産業別(産別)の労働組合と経営者団体の間で取り交わした労働協約によって、産別で最低賃金が決まっていた。 2003年から2004年にかけて、同国のゲアハルト・シュレーダー政権(SPD)は、それまで労働者に手厚いと言われていたドイツ伝統の労働政策を見直し、派遣労働、期間労働の解禁に加える形で、この制度を導入した。 月収が450ユーロ(約6万円)以下だと、労働者の所得税と社会保険料が免除されるという仕組みである〔しんぶん赤旗 2013年9月30日 国際欄〕。 制度導入当初は、労働時間が週15時間以内の場合のみに限定されていたが、次第に規制が緩和され、やがて週20時間になり、2013年現在は週20時間を超える労働時間でも適用されるようになっている。 2013年現在、ドイツにはおよそ750万人のミニジョブ労働者がいると言われている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミニジョブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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