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ミニ新幹線[みにしんかんせん]
ミニ新幹線(ミニしんかんせん)は、新幹線規格(フル規格)の線路を新規に建設することなく、既存の在来線を改軌した上で新幹線路線と直通運転(新在直通運転という)できるようにした方式で、鉄道高速化の一手段である。また、新在直通運転を行う路線やそこを走行する車両(列車)もミニ新幹線と呼ぶ。 == 概要 == この方式を採用した鉄道路線は、案内上「新幹線」と称しているが、全国新幹線鉄道整備法の定義では在来線であって、新幹線ではない。また、当然整備新幹線にも含まれない。あくまで在来線の改軌並びに高速化改良であり、在来線区間の最高速度もフル規格新幹線区間の200km/h以上に対して、関東圏の常磐線や関西圏の東海道本線や山陽本線など、在来線のうち高規格な一部路線と同じ130km/h程度である(JR以外の路線での最高速度は京成成田空港線の160km/h)。とはいえ、通常の在来線区間としては比較的高速度の運転が実施されることになるため、本来であれば地平の踏切には視認性を強化した警報機を設置したり、踏切を廃して立体化・地下化するなど、道路などの横断交通への安全対策が必要である。 フル規格による新幹線の運行時間帯は、始発が午前6時以降、終着が午前0時以前(所定ダイヤの場合)となっているが、在来線であるミニ新幹線には午前6時よりも前に始発駅を発車する列車もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミニ新幹線」の詳細全文を読む
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