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ミハイル・バーソフ : ウィキペディア日本語版
ミハイル・バーソフ

ミハイル・ヤコフレヴィチ・バーソフ(、1892年 11月15日(ユリウス暦11月3日)- 1931年 10月6日)は、ソビエト連邦心理学者ロギノヴォの生まれ。専門は児童心理学。ゲルツェン名称レニングラード教育大学の総長を務めた。児童心理学の追究の過程で人格を対象とし、人間の活動が人格の発達に寄与する意義を解明した。また、児童心理の研究方法の新規開発につとめ、方法論を著作として公刊した〔ソビエト教育科学アカデミヤ版『ソビエト教育科学辞典』明治図書出版、1963年〕。心理学的分析、特に構造的分析の方法では、分析の路線と人格への全体的接近の路線との統合を試みた。このことはヴィゴツキーによる方法解析の前段階となった〔ヴィゴツキー著『精神発達の理論』明治図書出版、1972年〕。意志の理論への生理学の成果の応用を図り、反射学の学説を用いた〔ペトロフスキー著『ソビエト心理学史』三一書房、1969年〕。
==著書==

* 『機能心理学の対象としての意志』(1922年)
* 『心理学的観察の方法体系の試み』(1923年)
* 『児童学の一般的基礎』(1928年)
* 『人格と職業』(1936年)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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