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ミフネリュウ : ウィキペディア日本語版
ミフネリュウ
ミフネリュウ(御船竜)は日本の九州で発見された獣脚類恐竜につけられた非公式の名前である。現在までのところ1本の歯のみが発見されている。名称は発見地である熊本県上益城郡御船町にちなんだものである。と推定されている。
==発見==
1979年8月5日、高等学校教員の早田(わさだ)幸作〔『熊本県謎とき散歩』(新人物往来社、2012年)の著者紹介による。〕は当時小学1年生の息子と夏休みの自由研究として熊本県御船町梅木の御船層群の露頭で貝の化石採集を行っていてサメの歯のような化石を発見した〔〔。珍しいサメの歯だと考えた早田は熊本大学理学部の村田正文を通じ、化石を国立科学博物館の上野輝爾のもとへ送った。上野は化石がサメの歯ではないと気づき、横浜国立大学長谷川善和に鑑定を依頼した〔。1984年に日本古生物学会にて長谷川、村田の連名によりこの化石が肉食恐竜のものであることが発表され、日本においてこの後に恐竜の化石発見がニュースとして伝えられる最初のケースとなった〔。
1992年には化石の詳細な記載を含む論文が長谷川、村田、早田、イェール大学真鍋真(後に国立科学博物館)により発表されている〔〔Hasegawa, Y., Murata, M., Wasada, K. & Manabe M., 1992, "The First Carnosaur (Saurischia; Theropoda) from Japan: a Tooth from the Cenomanian Mifune Group of Kyushu", ''Science Reports of the Yokohama National University'', 2(39): 41-49〕。1990年にデヴィッド・ランバートによりミフネサウルス("Mifunesaurus")と言う名で紹介されているが〔Lambert, D., and the Diagram Group. (1990). ''The Dinosaur Data Book''. Facts on File: Oxford, England, 320 p.〕、学名の命名に必要な記載は行われておらず裸名のままである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ミフネリュウ」の詳細全文を読む



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