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ミヤコウミウシ
ミヤコウミウシ ''Dendrodoris denisoni'' (Angas) は、クロシタナシウミウシ科 Dendrodorididae に属するウミウシの一種。ウミウシとしては大柄な部類である。複雑な斑紋があって美しい。 == 特徴 == 体長は大きいものでは800mm程度になる(10cmとも〔中野(2004),p.193〕)。体は全体に柔軟で、背面には大小様々な瘤条の突起が多数あり、中でも背面中央の二対ないし三対が特に大きい傾向がある。瘤条突起の合間に青い眼紋状の斑点を持つ個体が多い〔西村編著(1992),p.281〕。更に菱状紋などもあり、複雑ながら美しい色合いである。『相模湾産後鰓類図譜』には『すこぶる美麗で、容易に文字に表現しえない』とある由。触手は黄褐色で先端が白く、外鰓は白っぽい半透明で縁取りが褐色。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミヤコウミウシ」の詳細全文を読む
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