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ミヤマザクラ : ウィキペディア日本語版
ミヤマザクラ

ミヤマザクラ(深山桜、学名:''Prunus maximowiczii'' )は、バラ科サクラ属落葉高木〔〔〔『日本の野生植物 木本I』p.192〕。別名、シロザクラ〔。
== 特徴 ==
の高さは5-10m、径は40cmになる。大きいものでは高さ15m、径60-90cmに達する。樹皮は紫褐色で、横に長い皮目が並ぶ。新しいには褐色の伏した毛がやや密に生え、2年枝は灰褐色で、白色の皮目が点在する。は互生し、葉柄は長さ10-15mmになり褐色の毛を密生させる。葉身は長さ4-7cm、幅2.8-4.5cmの倒卵状長楕円形で、先端は尾状に鋭くとがり、基部は広いくさび形または切形となり、基部に1対の蜜腺がある。葉の表面は光沢がなく、斜上する毛がまばらに生え、裏面は脈上に伏した毛が生える。縁は鋭い2重鋸歯になり、先端は腺になる〔〔〔。
花期は5-6月上旬。は葉が完全に展開した後に咲き、側枝の先に長さ4-8cmの総状花序をつけ4-8個の花がつき、花序軸には褐色の毛が密生する。花序に葉状のがあり、苞は卵状で長さ約7mmになり、歯牙があり、花後も宿存して目立つ。花は径1.5-2cmで、白色の5弁花、花柄は長さ1-2.2cmで褐色の毛が密生し、花弁は広楕円形で先は円形、長さ6-8mmになり花時には水平に開く。筒は長さ約3.5mmの鐘形で伏毛があり、萼は5裂し裂片は長楕円形で先はとがり、長さ2.5-3mmになり縁に鋸歯がある。雄蕊は34-38個あり、長さ約10mmになり、花糸には毛がない。花柱は雄蕊と同じ長さ。果実は径約9mmの球形の核果で、紅紫色に熟し7-8月には黒紫色に熟す。完熟しても果肉は苦い〔〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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