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ミヤマポピー : ウィキペディア日本語版
ミヤマポピー

ミヤマポピー日本競走馬カブラヤオーの代表産駒で、おもな勝ち鞍はエリザベス女王杯半兄GI競走3勝のタマモクロス(父シービークロス)がいる。
馬齢グレード表記は旧表記で統一する。
== 経歴 ==
1987年11月の新馬戦(中京競馬場)でデビューし、2着に2馬身半差を付けて快勝する。だが、その後なかなか2勝目を挙げることができず、1988年8月の北洋特別(400万下条件)でようやく2勝目をマークした。恵山特別(900万下条件)2着を挟んで格上挑戦でローズステークスに出走、4着に入りエリザベス女王杯への優先出走権を獲得する。そしてエリザベス女王杯ではローズステークス優勝馬シヨノロマンをハナ差抑えて優勝を飾った。この2週間前に半兄タマモクロスが天皇賞(秋)を制しており、僅か2週間で兄妹GI制覇という快挙を達成した。
翌年も現役を続行したが、当時の中央競馬ではまだ古牝馬路線が充実しておらず、さらにエリザベス女王杯劇走の無理がたたったのか、引退まで4走したものの勝ち星はひとつもあげられず、天皇賞(春)9着を最後に競走馬を引退、繁殖牝馬となった。代表産駒は中京2歳ステークス優勝馬で皐月賞にも出走したゼンノカルナック。
ミヤマポピーを生産した錦野牧場は、ミヤマポピーが活躍するころには経営難ですでに倒産していた。さらに、母グリーンシャトーも環境激変がたたったのか移籍先で急死した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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