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ミュルグレス ミュルグレス(MurgleysもしくはMurgleys、おそらく「死の剣」の意〔) とは、フランスの叙事詩『ローランの歌』の登場人物で、フランク王シャルルマーニュの騎士であったが、後に反逆する宿敵ガヌロン伯の剣となる。 フランス語版によると、金の柄頭〔''Song of Roland,'' v. 466〕に聖遺物を仕込んでいる〔''Song of Roland,'' v. 607〕。中高ドイツ語版ではMulagirと呼ばれ、レーゲンスブルクに住むMadelgerという鍛冶師が鍛えた『フランス随一のスクラマサクス』といわれる剣で、柄頭にはカーバンクルの輝きを持つと記載されている。〔''Rolandslied'' vv. 1585–8; 〕 ==語源== 「ローランの歌」の翻訳者であるドロシーL·セイヤーズは、剣の名前は「死の剣」を示唆していると指摘し〔(下記に示す、似た名前の剣参照)、ベルギーの学者リタジューヌは「ムーア人の剣」の意味であるとしている〔, cited (and given in English) by 〕。一方、ミシガン大学アラビア語文学名誉教授ジェームズ·ベラミーは、アラビア語で「雄々しい穿刺」を意味する「māriq ʾalyas」が語源だと主張している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミュルグレス」の詳細全文を読む
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