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数学の関数解析学の分野におけるミンコフスキー汎関数(ミンコフスキーはんかんすう、)とは、線型空間上に距離の概念をもたらすような関数のことである。 ''K'' を、線型空間 ''V'' に含まれる対称な凸体とする。''V'' 上の関数 ''p'' を : によって定める(ただしこの右辺が well-defined である場合)〔Thompson (1996) p.17〕。 ==動機== ===例1=== ノルム線型空間 ''X'' を考える。そのノルムは ||·|| で表されるものとする。''K'' を、''X'' に含まれる単位球とする。関数 ''p'': ''X'' → R を : によって定める。このとき、 が成立するため、''p'' はまさしく ''X'' 上のノルムということになる。この ''p'' はミンコフスキー汎関数の特別な例である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミンコフスキー汎関数」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Minkowski functional 」があります。 スポンサード リンク
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