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ミ=ゴ(Mi-go)、またはユゴスからのものは、クトゥルフ神話作品に登場する架空の生物である。 初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフトの『闇に囁くもの』。 == 活動 == ユゴス(冥王星)を支配している生物であり、特殊な鉱物資源を採取するために、度々地球を訪れている。ユゴスもあくまで拠点のひとつに過ぎず、本拠地は遥か彼方の外宇宙、あるいは異次元にあると思われる。 初めて地球を訪れたのは人類誕生以前のことで、このときは先住種族である「古のもの」を北方の地から駆逐している〔『ラヴクラフト全集 4』(大瀧啓裕訳、東京創元社、1985年)収録「狂気の山脈にて」248 - 249頁。〕。 現在は姿を隠し人間とは距離を置いているが、それでも幾つかの目撃例がある。ヒマラヤの雪男の正体は、この宇宙生物だともいわれている。また、1927年11月3日のアメリカ合衆国バーモント州の記録的な大洪水の際には、氾濫する河川の中に奇妙な生物の死体が浮かんでいるのが目撃されている。この地方の山岳部には、それ以前から奇妙な足跡や気味の悪い声についての噂があり、ミ=ゴに関するものと思われる古い伝承も残っている。 人間に手出しをしないのは単に採掘作業を優先しているからであり、必要以上に自分達に近づくものには容赦をしない。しかし、時には信頼できる人間を仲間に引き入れることもあるらしい。彼らに協力する人間は、見返りに様々な技術や知識の恩恵を受けることができるという。 現在、アメリカ合衆国はリトルグレイと密約を交わし、人類の拉致などを容認する見返りとして様々な技術提供を受けているが、このリトルグレイはミ=ゴが対人インターフェースとして創りだしたロボットであるとされている〔『Delta Green』(Pagan Publishing社)より。〕。 個体としては、ヌガー=クトゥン(N'gha-Kthun)という指揮官が存在するらしい〔『エンサイクロペディア・クトゥルフ』より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミ=ゴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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