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ムツヘタの歴史的建造物群 : ウィキペディア日本語版 | ムツヘタの歴史的建造物群[むつへたのれきしてきけんぞうぶつぐん]
ムツヘタの歴史的建造物群(ムツヘタのれきしてきけんぞうぶつぐん)は、グルジアの古都ムツヘタに残る3件のキリスト教建造物を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。かつての首都であり、グルジア正教会にとっても重要な地位を占め続けたムツヘタの教会建造物群は、中世コーカサス地方の文化水準の高さや教会建築の様式を伝える優れた例証として評価され、1994年に「バグラティ大聖堂とゲラティ修道院」とともに、グルジア初の世界遺産として登録された。ただし、2009年からは管理計画の問題点などを理由として、危機にさらされている世界遺産(危機遺産)リストにも登録されている。 登録時点での名称は「ムツヘタの都市-博物館保護区」だったが、2005年に現在の名称に変更された。 == 歴史 ==
温和な気候と肥沃な土地に恵まれているムツヘタは交通の要衝にあり、紀元前4世紀にイベリア王国の首都になった〔ICOMOS (1994) p.14〕〔ユネスコ世界遺産センター (1998) p.92〕。西暦334年には聖女ニノの働きかけによって、キリスト教がイベリア王国の国教と定められ、首都ムツヘタにも最初の木造聖堂が建設された〔〔ユネスコ世界遺産センター (1998) p.93〕。この時期がムツヘタの最盛期であったが、6世紀には首都がトビリシに移った。町の規模は小さくなったが、その後も総主教座が残るなど、グルジア正教の中心地であり続けた〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムツヘタの歴史的建造物群」の詳細全文を読む
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