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ポッチェイモは、ジャガイモを用いた料理の一つである。ムニニモ、ムニニモシトともいう(シトはアイヌ語で団子の意)。 北海道、樺太などの北方地域に住むアイヌの間に、保存食として伝わる料理である。観光客向けとして、阿寒湖畔のアイヌコタンにある飲食店や、阿寒湖畔の一部ホテルなどで提供されている。 == 作り方 == 冬季、土地が根雪に覆われた後に、雪の中にジャガイモを埋める。または、畑で収穫し切れなかったジャガイモが、雪に覆われ埋もれる。雪の中でイモは凍り、発酵する。 春・雪融けのころに雪とともに溶け出したイモの皮をむき、つぶし、水を張った桶等で何度も洗う。澱粉質が沈殿するのでこれを漉して乾燥させる。この状態で保存する。 食べるときは保存したイモを水で戻し、練ったり搗いたりして、成型し、焼いて食べる。 フリーズドライの原型とも言える凍結解凍をくり返しジャガイモの水分を抜くやり方は、原産地である南米のチューニョを始めとして、日本でも一般に「しみいも」「ちぢみいも」「しばれいも」などの名で知られる製法である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポッチェイモ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Munini-imo 」があります。 スポンサード リンク
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