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ムンバイ・メトロ(Mumbai Metro, マラーティー語: मुंबई मेट्रो)は、インドのムンバイにある都市高速鉄道網。2014年6月8日に高架鉄道の1号線が開通した。 2014年時点で未着工の3号線はムンバイ初の地下鉄となる予定。 == 概要 == ムンバイは経済成長に伴う自動車台数の急速な増加により、深刻な交通渋滞と騒音・排ガスによる公害が問題となっていた。そのため、交通渋滞緩和及び都市環境の改善を図るための公共交通システムの整備が必要であった。 一方で用地不足から道路網の拡充が難しく、既存の公共交通であるバスの輸送能力の向上が困難なことから、交通渋滞緩和及び自動車公害対策のために、また世界で最も混雑する鉄道と言われる「ムンバイ近郊鉄道」の混雑緩和のために、新たな鉄道による大量高速輸送システムを整備することとなった。このような背景のもと、計画・建設が進められているのが、ムンバイ・メトロである。 2014年6月に開通したムンバイ・メトロ1号線は、同市西部ベルソバから東部ガトコパル間の11.4キロメートルを結ぶ高架鉄道である。〔http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140627/mcb1406270500021-n1.htm ムンバイ 渋滞解消の“切り札”開通〕 当初は2012年の開業が見込まれていたが、工期が長引くのに伴い、事業費は235億6,000万ルピー(約400億円)から432億1,000万ルピーに膨らんだ。〔http://news.nna.jp/free/news/20140505inr008A.html ムンバイ・メトロ1号線、5月半ばに開業へ[運輸]〕 なお、3号線はJICAの対インド円借款により建設されることが決定した。新路線はムンバイの南北約33キロを地下鉄でつなぐ予定。14年中に着工し、20年にも開業を目指す。総工費は約4200億円で、うち5割超を円借款でまかなう。〔http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2106J_R20C13A3FF1000/ 日本とインド、ムンバイ鉄道に円借款2300億円供与 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムンバイ・メトロ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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