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ムーンサルト(''MoonSalto'')とは、体操競技の技で、ツカハラ(Tsukahara) の通称。「月面宙返り」を意味する和製英語。 鉄棒での下り技として国際体操連盟で使われる公式な名前は「ツカハラ」 である。なお、跳馬にもツカハラと言う技があるが別物(ツカハラ跳び)である。 == 概要 == この技は、「後(前)方二回宙返り一回ひねり」で、塚原光男がトランポリンの技「ハーフインハーフアウト」(後方1回宙返り1/2ひねり+前方1回宙返り1/2ひねり)に想を得て編み出し、1972年(昭和47年)のミュンヘンオリンピック団体の自由演技で鉄棒の下り技として発表したのが最初である。 発表当初の演技ではアンコールが鳴り止まず、塚原は9.90の高得点を獲得し、「神技」「宇宙遊泳」等と讃えられた〔1972年8月30日 読売新聞「塚原“神技”の月面宙返り 五輪初演」〕。 膝抱え込み・屈身・伸身など、宙返りの時の体勢によって難易度も上下する。またゆかやつり輪、平行棒の下り技としても使われる等、応用範囲が極めて広い。なお二回ひねりは新月面宙返りと呼ばれるが、これも通称である。また"伸身の新月面宙返り"は「ワタナベ」(1985年に世界で初めて披露した渡辺光昭にちなむ。)で、鉄棒の技として認定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムーンサルト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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