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メイヴ、メーヴ、メズヴ()は、ケルト神話に登場する、コナハトの女王。 英語では、Maeve または Medb と書き、どちらのつづりでもメイヴ と読む。アイルランド語では Méabh (メーヴ )。古期アイルランド語では Medb 、中期アイルランド語では Meḋḃ 、Meaḋḃ など、ゲール語には他にもさまざまな綴り・発音がある。 1976年から発行されていたアイルランドの1ポンド紙幣に肖像が使用されていた。 アイルランドの劇作家であるは彼女をモチーフとして同名の心理劇『メイヴ』を著した。 == アルスター物語群 == 夫のアリル・マク・マータとどちらの保有する財産が多いかという比べあいを行い、それに端を発したクーリーの牛争いにおいて、コナハト軍を度々苦しめたクー・フーリンを憎み、彼がゲッシュ(禁忌)を破って死ぬきっかけを作る。 スライゴーの町を流れる河の水源はメイヴ女王の聖泉で、この水面は処女、母親、老女の三つの姿を示すともいえるが、メイヴ女王の三つの面(権威、悪、狂気)を示している。また、メイヴ女王の印・三脚巴(トリスケリオン)をしている三相女神(三位一体の女神)の特徴を示すものがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メイヴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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