翻訳と辞書 |
メガウイルス・キレンシス
メガウイルス・キレンシス (''Megavirus chilensis''・MGVC) とは、メガウイルス科メガウイルス属に属する唯一のウイルスである。見かけの直径とゲノムサイズが共に巨大なウイルスであり、これらの値はパンドラウイルス属の2種に次ぐもので、いくつかの生物よりも大きい〔〔Megavirus claims ‘biggest genome’ crown ''nature'' 〕〔南米チリ沖で世界最大の「メガウイルス」発見 、AFP BB News、2011年10月11日〕〔Ocean trawl reveals 'megavirus' 、BBC News、2011年10月10日〕。 == 分類と名称 == メガウイルス・キレンシスは、ウイルスの分類においては第1群に属する2本鎖DNAウイルスである。現在の階級分類では、その下に巨大核質DNAウイルス、メガウイルス科、メガウイルス属と続く。現在のところメガウイルス科とメガウイルス属を構成するのはメガウイウルス・キレンシス1種のみであるため、メガウイルス・キレンシスはしばしば省略されてメガウイルスと呼ばれる〔。なお、よく似ているウイルスのミミウイルスおよびママウイルスはミミウイルス科に属するため、両者間の類似性はメガウイルス・キレンシスと両者いずれかよりは近い〔。 メガウイルスの名称は、その名の通り巨大なウイルスであることに因んでいる。キレンシスは発見地のチリに因む。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メガウイルス・キレンシス」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Megavirus 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|