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メガロポリスの戦い : ウィキペディア日本語版
メガロポリスの戦い[めがろぽりすのたたかい]

メガロポリスの戦い(英:Battle of Megalopolis)は紀元前331年スパルタ王アギス3世率いるスパルタおよびその同盟国とアンティパトロス率いるマケドニアの間で戦われた戦闘である。
== 背景 ==

紀元前333年の終わり、アギス3世はエーゲ海にてペルシアの将軍ファルナバゾスアウトプラダテスと会談し、彼らにギリシアでの彼の対アレクサンドロス戦争の計画を示した。当時アレクサンドロス3世と戦っていたペルシア側は、共通の敵打倒のためにアギスに対し30タラントンの資金と10隻の艦船を援助することを約束した〔アッリアノス, II, 13〕。アギスはその金でイッソスの戦いでペルシア方として戦い、それから生還したギリシア人傭兵8000人を雇い、対マケドニア戦の準備を始めた〔クルティウス, IV, 1, 39〕。というのも、ガウガメラの戦いでのマケドニア軍の勝利の報を受けたギリシア人はマケドニアの強大化に警戒心を募らせていたからである。アギスは同盟国、傭兵を含め歩兵20000、騎兵2000を下らない兵力を集めた〔ディオドロス, XVII, 62〕。
紀元前331年の夏に戦いの火蓋は切られた。トラキア総督メムノンの反乱に乗じて挙兵したアギスはマケドニアの将軍コラゴスを破り、味方に付かなかったメガロポリスを包囲した〔アイスキネス, 165〕。
一方、アレクサンドロスよりマケドニアとギリシアを任されていたアンティパトロスはトラキアとペロポネソスの二正面作戦を避けるためメムノンを許し、40000以上の兵力を召集してアギスの許へ進撃した〔ディオドロス, XVII, 63〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「メガロポリスの戦い」の詳細全文を読む



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