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メサ・ヴェルデ国立公園 (''Mesa Verde National Park'') はコロラド州南西部に位置するプエブロインディアンのアナサジ族の残した断崖をくりぬいた一連の集落遺跡群で、現在国立公園になっている。また、世界遺産にも登録されている。スペイン語で、緑の台地という意味である、メサ・ヴェルデは81.4 mi² (211 km²) の地域を占めている。この入口は Cortez の町の東約9マイル (15 km) に位置している〔ビジターズセンター (w:visitor center) は入口から15マイル (24 km) にあり、チップインメサ (最も有名な地域) はビジターズセンターを通りすぎ6マイル (10 km) 地点になる。"Cortez" の町から、コロラド、ユタ、アリゾナ、ニュー・メキシコ4州の州境が1点に出会う フォー・コーナーズまでは西南に僅かに 39.4マイル(63キロメートル)である。 なお、公園内のホテルとキャンプ場以外の宿泊設備は Cortez が最寄となるが少々遠い〕。 == 研究略史 == メサ・ヴェルデ遺跡の存在は、1874年には知られていたが、本格的な考古学的調査の契機になったのは、1888年に 当地の牧場主リチャード・ウェザーリルによって「クリフ・パレス」が発見されて以来、ウェザーリル兄弟が一般調査で108ヶ所に及ぶ断崖をくりぬいた集落を確認してからである。 1891年に、考古学者であるジェズ・ウオルター・ヒュークス(J.W.Fewkes)とスウェーデン出身の 地質学者グスタフ・ノルデンショルド〔w:Gustaf Nordenskiöld (極地探検家アドルフ・エリク・ノルデンショルドの息子)〕 によって初めて本格的な発掘調査がされた。 この地域は1906年7月29日に国立公園として制定された。w:National Park Serviceによって管理されているすべての歴史的地域と同じく、この公園は1966年10月15日にw:National Register of Historic Placesの一覧に記載された。ここは1978年9月6日に世界遺産 (文化遺産) に登録された。 メサ・ヴェルデ管理地区 は1987年5月29日にアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メサ・ヴェルデ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mesa Verde National Park 」があります。 スポンサード リンク
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