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メシル酸イマチニブ : ウィキペディア日本語版
イマチニブ

イマチニブ(imatinib)は、フィラデルフィア染色体遺伝子産物Bcr-Ablを標的とした分子標的治療薬としてブライアン・ドラッカースイスノバルティスファーマ社により開発された抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)。
イマチニブ製剤は、慢性骨髄性白血病 (CML)、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病 (Ph+ALL) 、KIT (CD117) 陽性消化管間質腫瘍 (GIST) に対する治療薬として用いられる。投与はメシル酸塩で行われる。製造・販売元はノバルティスファーマ株式会社で、商品名は「グリベックGlivec、米国でのみGleevec)」。
== 販売までの経緯 ==
イマチニブは、欧米において1992年より非臨床試験が、1998年より臨床試験が開始され、Bcr-Ablチロシンキナーゼ活性を選択的に阻害し、慢性期、移行期ならびに急性期CMLにおける効果及び安全性が確認されたことから、2001年5月に米国で承認された。
日本においては、2000年7月より第I/II相試験が開始され、外国での使用成績が集積されていること、また、CMLという重篤かつ患者数が少ない疾患を対象とすることなどが加味され、2001年4月中間集計にて承認申請を行い、11月に輸入承認を受けた。更に適応追加として、2003年7月GISTに、2007年1月Ph+ALLに対して追加承認された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イマチニブ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Imatinib 」があります。



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