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メジロモントレー(1986年4月25日 - 2013年2月6日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。 1988年に中央競馬でデビュー。GI競走での勝利はなかったものの、牡馬に互して活躍し、牡牝混合戦の日刊スポーツ賞金杯、アメリカジョッキークラブカップ、アルゼンチン共和国杯を含む重賞4勝を挙げた。ときに一線級の牡馬を退けるほどの能力を持ちながら、それがいつ発揮されるか分からないという「気分屋」として知られた。通算21戦7勝。 繁殖牝馬としてはメジロアトラスが7勝を挙げて中央競馬のオープンクラスまで昇った。また、孫にGI競走優勝馬のモーリスがいる。 == 経歴 == === 生い立ち === 1986年、メジロ牧場からの預託を数多く請け負っていた吉田堅の生産。父モガミは当年史上初の牝馬三冠を達成するメジロラモーヌらを輩出。母メジロクインシーは不出走馬だが、祖母メジロボサツは1965年の朝日杯3歳ステークスなどを制した活躍馬で、伯父にも重賞2勝のメジロゲッコウがいた〔。 荒馬として知られたフィディオンの娘であるメジロクインシーは、自身も非常に気性が激しく、乳を飲みに来る仔馬を蹴る、咬むといった癖があり、慣れるまでは常に両者の間に人が入り大事がないよう見守り続けるという、生産者には大変な仔馬時代であった〔。出生年の秋にメジロ牧場へ移動。バランスの良い好馬体をもち、大きな病気もなく順調に成長していった〔『優駿』1990年3月号、p.136〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メジロモントレー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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