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メタクリル酸メチル[めたくりるさんめちる]
メタクリル酸メチル(—さん—、methyl methacrylate、略称 MMA)は、有機化合物の一種で、メタクリル酸のメチルエステルにあたる。主にメタクリル酸メチル樹脂(PMMA、アクリル樹脂の代表例)を製造するための原料モノマーとして用いられる。消防法による第4類危険物 第1石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。 == 製造 == メタクリル酸メチルの、世界での年間生産量は約 210 万トンに達する。 工業的に用いられる主な製造法ではアセトンとシアン化水素(青酸)を原料とし、アセトンシアンヒドリンを中間体とする。この手法ではメタクリル酸メチルのほかに硫酸アンモニウムが副産する(ACH法)。 新しい手法では、エチレンにメタノール、一酸化炭素を付加させてプロピオン酸メチルとし、ホルムアルデヒドと脱水縮合させてメタクリル酸メチルを得る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メタクリル酸メチル」の詳細全文を読む
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