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メタル・ヘルス〜ランディ・ローズに捧ぐ〜 : ウィキペディア日本語版 | メタル・ヘルス〜ランディ・ローズに捧ぐ〜
『メタル・ヘルス〜ランディ・ローズに捧ぐ〜』(原題:Metal Health)は、アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド、クワイエット・ライオットが1983年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。前2作は日本のCBSソニーから発売されていたため、本作は母国アメリカにおけるデビュー・アルバムに当たる。ヘヴィメタルというジャンルでは最初期の全米1位獲得アルバムとして知られる〔Metal Health - Quiet Riot : AllMusic - Review by John Franck〕。 == 背景 == 1979年にクワイエット・ライオットが一度解散した後、ケヴィン・ダブロウはダブロウというバンドで活動するが、1982年にはクワイエット・ライオットの名前を使おうと考えて、元メンバーのランディ・ローズやルディ・サーゾ(当時は2人ともオジー・オズボーンのバンドで活動していた)からも同意を得た〔『オフ・ザ・レイルズ』(ルディ・サーゾ/訳:飯村淳子/シンコーミュージック・エンタテイメント/2007年/ISBN 978-4-401-70162-9)p.276〕。なお、ローズは1982年3月19日に死去しており、本作のオリジナルLPのクレジットには「このアルバムはランディ・ローズの思い出に捧げられた」と書かれた〔日本盤リマスターCD(EICP7049)英文ブックレット内クレジット〕。そして、サーゾは1982年9月にオジー・オズボーンのバンドを脱退してクワイエット・ライオットに復帰した〔『オフ・ザ・レイルズ』p332-333〕。ただし、本作収録曲の一部ではチャック・ライトがベースを弾いている。 「カモン・フィール・ザ・ノイズ」はスレイドのカヴァーで、プロデューサーのスペンサー・プロファーの案により録音された〔日本盤リマスターCD(EICP7049)英文ライナーノーツ(ドーン・ケイ/訳:武内邦愛)〕。「スリック・ブラック・キャデラック」は日本のみ発売のアルバム『暴動に明日はない (Quiet Riot II)』(1979年)で発表された曲で〔Quiet Riot - Quiet Riot II (Vinyl, LP) at Discogs 〕、本作には1982年当時のメンバーによるセルフ・カヴァーが収録された。バラードの「サンダーバード」は、ランディ・ローズに捧げられた曲である〔日本盤リマスターCD(EICP7049)ライナーノーツ(酒井康、2002年4月14日)〕。
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