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オルト炭酸(おるとたんさん、)、または、メタンテトラオール(めたんてとらおーる、)は化学式 HCO(または、C(OH) CHO)で表されると考えられる炭素のオキソ酸であり、弱酸の一種、また、最小の4価アルコールとも見なすことができる。 仮に生成したとしても、即座に二酸化炭素と水へ分解すると考えられ〔S. Bohm, D. Antipova, J. Kuthan (1997) "A Study of Methanetetraol Dehydration to Carbonic Acid". ''International Journal of Quantum Chemistry'', volume 62, pages 315–322 〕〔Carboxylic Acids and Derivatives IUPAC Recommendations on Organic & Biochemical Nomenclature〕、単独での存在は確認されていないが、エステルは比較的安定であり、市販されている物もある。 :H4CO4 → CO2 + 2 H2O ==オルト炭酸エステルの例== Rを炭化水素基とすると、4つのヒドロキシ基の内、1つがエステル化されたオルト炭酸モノエステル(一般式: C(OR)(OH))、2つがエステル化されたオルト炭酸ジエステル(一般式: C(OR)(OH))、3つがエステル化されたオルト炭酸トリエステル(一般式: C(OR)(OH))、4つ全てがエステル化されたオルト炭酸テトラエステル(一般式: C(OR))の4つが考えられる(また、Rが複数ある場合、それぞれに異なる基が結合するパターンもありうる)。 *オルト炭酸テトラメチル(テトラメトキシメタン)C(OCH) *オルト炭酸テトラエチル(テトラエトキシメタン)C(OCH) *オルト炭酸テトライソプロピル(テトライソプロポキシメタン)C 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オルト炭酸」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Orthocarbonic acid 」があります。 スポンサード リンク
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