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メタ法価値論(メタほうかちろん)は、正義論を含む法価値論の一分野。どのような行為やルールが「正しい」かを論じるのではなく、ある行為やルールの「正しさ」を判定するための規準そのものを論じる。分析的法価値論(ぶんせきてきほうかちろん)ともいう。 これに対して、ある「正しさ」の規準に照らして、どのような行為やルールが「正しい」かを論じる分野を、規範的法価値論(きはんてきほうかちろん)という。 == メタ法価値論の諸類型 == 一体「正しさ」を判定する客観的規準は存在しうるものなのかどうか、もし存在するのであればそれはいかなるものなのか。メタ法価値論にとどまらず、倫理学一般においては、客観的価値の存否をめぐる諸説について、以下に例示するように、さまざまな類型化がこころみられてきている。 * 客観説 / 主観説 * 認識説 / 非認識説 * 自然主義 / 直観主義 / 情緒主義 * 還元説 / 非還元説 * 一元論 / 二元論 ここでは、碧海純一による分類にしたがい、自然主義、直観主義、情緒主義という類型化をかかげておくことにしたい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メタ法価値論」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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