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メトーペー()は、ギリシア神話に登場する女性。 * アルカディアの河神ラードーンの娘(以下に説明)。 * 一説にヘカベーの母〔高津『辞典』、p.131a、227b〕。 * エーペイロスの王エケトスの娘〔高津『辞典』、p.68a〕 ---- メトーペー()は、ギリシア神話に登場する女性である。アルカディアの河神ラードーンの娘で、河神アーソーポスの妻となり、2人の息子イスメーノス、ペラゴーンと、12人〔シケリアのディオドロス、4巻72・1。〕、あるいは20人の娘を生んだ〔アポロドーロス、3巻12・6。〕。ピンダロスはアルカディアのステュンパロス出身だとしている〔ピンダロス『オリュムピア祝勝歌』第6歌84。〕。 彼女の娘たちは神々に愛されて王家の始祖を生んだり、あるいは自身の名前が地名の由来となった者が多い。シケリアのディオドロスによれば、メトーペーの娘たちはコルキューラ、サラミース、アイギーナ、ペイレーネー、クレオーネー、テーベー、シノーペー、タナグラー、テスペイア、アーソ-ピス、オルニア、カルキスの12人であった〔。 またほかにもアンティオペー、ネメアー、プラタイア、オーエロー、ハルピンナ、コムベー、エウアドネー、エウボイアといった娘たちがいたとされる。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メトーペー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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