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メヒシバ属[めひしばぞく]
メヒシバ属 ''Digitaria'' はイネ科の分類群の一つ。日本では小柄な雑草が多いが、食用とされる種もある。また雑草としても重要なものを含む。 ==概説== メヒシバ属は細い穂をまばらに出すイネ科植物の群で、小穂は卵形でほぼ扁平、それが花軸に密着するように生じる。名前は日本産のごく普通種であるメヒシバ(雌日芝)が、日向に生えて、同様にごく普通種で掌状に穂を広げるオヒシバ(雄日芝)に比べて弱々しく見えることによる〔佐竹他(1982)p.99〕。ちなみにメヒシバは細い茎が地面を這い背丈もせいぜい50cm、普通はもっと低い草であるが、南米原産〔日本では八重山諸島に帰化している〕のススキメヒシバ ''D. insuralis'' は株立ちになって草丈1.5mにも達する。 学名はラテン語の指に由来し、花序の形状による〔初島(1975)P.689〕。 食用とされる種もあるが、日本では大きな利用はない。むしろ、雑草として非常に頻繁に見かけるものである。これは日本本土ではほとんどがメヒシバだが、コメヒシバやアキメヒシバも頻繁に見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メヒシバ属」の詳細全文を読む
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