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メルビッシュ湖上音楽祭 : ウィキペディア日本語版 | メルビッシュ湖上音楽祭[めるびっしゅこじょうおんがくさい]
メルビッシュ湖上音楽祭(めるびっしゅこじょうおんがくさい、)はオーストリアのメルビッシュ・アム・ゼーで開かれるオペレッタ音楽祭。毎年夏にノイジードル湖上のステージで主にウィーン・オペレッタ(稀にベルリン・オペレッタや独語訳されたブロードウェイミュージカル、オッフェンバック作品など)が上演され、約20万人を動員している。 == 歴史 == 1955年にウィーン国立歌劇場の歌手ヘルベルト・アルゼンが構想し、2年の準備期間を経て1957年に第1回の音楽祭が開催された。第1回の演目はヨハン・シュトラウス2世の『ジプシー男爵』であった。当初は1200名の収容能力があったが、1959年に3000名へと拡張され、現在では6000名を収容できる。2006年には新型の音響システムが導入された。音楽祭の模様は長年にわたってオーストリア放送協会によって放送されている〔Hohe Einschaltziffern bei ORF-Übertragung aus Mörbisch Beispiel auf der Austria Presse Agentur aus dem Jahr 2001 abgerufen am 31. August 2011〕。 1993年、総監督(インデンタント)にウィーンフォルクスオーパーのバリトン歌手として活躍したハラルド・セラフィンが就任。まもなく指揮者、音楽監督を同じくフォルクスオーパーのルドルフ・ビーブルに固定、オーケストラも既存団体の招聘から音楽祭専用の臨時編成を組む体制(当初はブルゲンランド交響楽団の名称、まもなくメルビッシュ音楽祭管弦楽団と改称)に入った。ビーブルは2008年で退任、セラフィンも2012年で勇退し、新しい総監督には、ドイツ人ソプラノ歌手で2004年度の主演もつとめたダグマール・シェレンベルガーが就任した。セラフィンの就任以前は、ドイツ圏以外では非常に珍しい演目(たとえば、日本国内で一度もレコードやCDが発売されたことのない作曲家のものなど)も見られたが、近年は比較的メジャー作品に集中しており、同時に国際化している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メルビッシュ湖上音楽祭」の詳細全文を読む
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