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メレアグロス
メレアグロス(, ラテン文字転記:, )は、ギリシア神話に登場する英雄である。アルゴナウタイの1人で、カリュドーンの猪狩りの中心人物。ラテン語表記でメレアゲルとも。彼はアイトーリアのカリュドーン王オイネウスと王妃アルタイアーの子だが、実の父はアレースともいう。ヘーラクレースの妻となったデーイアネイラはメレアグロスの妹である。 == 神話 ==
=== モイライの予言 === メレアグロスが生まれて7日目に、アルタイアーの寝室に3人のモイライが現れた。クロートーはメレアグロスが高貴な人物となるであろう、ラケシスはメレアグロスが武勇に優れた英雄となるであろう、とそれぞれ予言し、アトロポスは薪を炉に投げ入れ、この薪が燃え尽きないうちはメレアグロスは生きているであろうと言った。アルタイアーは炉から薪を取り出して火を消し、誰にも見つからないように箱の中に隠した。 メレアグロスが成人すると、剛勇無双とうたわれるようになり、イアーソーン率いるアルゴナウタイにも参加した。とくに槍投げを得意とし、アルゴナウタイの冒険から帰還後、イオールコスでペリアースの葬礼を記念した競技会では槍投げで優勝するほどであった。 メレアグロスは同じくアルゴナウタイの一人イーダースの娘クレオパトラーを妻とした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メレアグロス」の詳細全文を読む
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