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カワスズメ
カワスズメ ''Oreochromis mossambicus'' はカワスズメ科の淡水魚。アフリカ原産であるが、食用として各地に移植され、日本でも自然繁殖している場所がある。 == 概説 == アフリカ大陸東南部を原産地とする淡水魚で、30cmか、それを越える大きさになる。繁殖では雄は湖底にくぼみを作って雌を誘導し、そこで産卵の後、雌は卵を口腔内に保護、稚魚も口腔内で保護する、いわゆるマウスブルーダーである。食用として熱帯域各地に移植され、日本でも南西諸島や温泉地で自然繁殖している。生息環境は多岐にわたり、水質汚濁の進んだところや海水にも耐える。 和名は中坊編(2013)に合わせた〔中坊編(2013)p.1025〕。なおテラピアの名は旧学名の ''Tilapia mossambica'' による。英名も mosambique tilapia である。同類で日本に移植されたものもあるが本種がもっとも一般的なので単にテラピアといえば普通は本種である。別名としてはより旧学名に沿った形のモザンビカテラピアもあり、またカワスズメも別名として知られる〔宮地他(1976)p.327〕。宮地他(1976)は標準和名としてテラピアを取っているが川那部・水野(1995)はモザンビークテラピアを取り、テラピアは別名に扱っている。テラピアにはティラピアの綴りも使われる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カワスズメ」の詳細全文を読む
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