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モシン・ナガン(, )は、ロシア帝国陸軍大佐のセルゲイ・イワノビッチ・モシンとベルギーの銃器メーカーであるエミール・ナガン、レオン・ナガンのナガン兄弟が設計したボルトアクション式小銃。 1891年にロシア帝国の制式小銃M1891として採用される。 == 概要 == 弾薬はM1891と同時に開発された7.62mm×54Rを使用する。 リアサイト(照門)はタンジェントサイトで、距離表尺の標示には、ロシア帝国独自の単位であるアルシン〔1アルシンは約71.12cm。〕が使われていた。 全長は約130cmで、世界各国の同世代の小銃と比べて最も長い。 銃剣はスパイク型を使用。第二次大戦中のソ連軍では、銃剣は着剣状態で携行するため、鞘が付属しておらず、銃剣状態で射撃することが基本とされていた。照準も着剣状態に合わせて調整しているため、銃剣を外して撃つ場合、改めて調整し直さなければならなかった〔。 歩兵用の小銃の他、騎兵用に10cmほど短くなったドラグーン・ライフル、ドラグーン・ライフルと同じ長さだが着剣できない、コサック・ライフルの3種類があった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モシン・ナガン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mosin-Nagant 」があります。 スポンサード リンク
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