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ザ・モスクワ・タイムズ(The Moscow Times)は、1992年からロシア・モスクワで発行されている英語の新聞(日刊紙)。2008年の発行部数は35,000部である。通常はフリーペーパーの形式で、ロシアに在住する英語話者が利用するようなホテル・カフェ・レストランに置かれているが、定期購読制もあり、さらに英語を使うロシア人によって読まれるケースも増えてきている。〔Richardson, Dan. (2001). ''The Rough Guide to Moscow.'' Rough Guides. p. 56. ISBN 978-1858287003〕新聞・雑誌販売所では入手できない。〔Charlton, Angela. (2007). ''Frommer's Moscow & St. Petersburg.'' John Wiley and Sons. p. 63. ISBN 978-0764588990〕 創刊当初は週二回の発行であったが、数ヵ月後に日刊紙となった。古いプラウダの本社に拠点を置きつつ、ロシアで最初の西欧向け日刊紙であった。〔Lawton, Anna. (2004). ''Imaging Russia 2000: Film and Facts.'' New Academia Publishing, LLC. p. 107. ISBN 978-0974493435.〕 2005年までは、所有者はインディペンデント・メディア(Independent Media)であった。インディペンデント・メディアはモスクワ登録の出版社であり、ロシア語日刊紙ヴェドモスチ()、ザ・サンクトペテルブルク・タイムズ(The St. Petersburg Times:モスクワ・タイムズのサンクトペテルブルク版)、広く知られたロシア語版高級雑誌(FHM, Men's Health, Cosmopolitan)〔も発行している。2005年、インディペンデント・メディアは、フィンランドの出版グループ、サノマ(Sanoma)に買収された。 編集長は2006年に就任したAndrew McChesney。 モスクワ・タイムズは定期的に、ロシアの優れたジャーナリストによる記事を発行している。大体においてロシア連邦の現政府に対し批判的な者が多い。2009年に、モスクワ・タイムズは「初心者向けのロシア:外国人向けロシアガイド」を外国人向けに出版。これはロシア在住の外国人によって書かれたものであり、彼等のロシアでの経験が書かれている。〔"Russia for Beginners. A Foreigner’s Guide to Russia ". ''The Moscow Times''. March 3, 2009.〕 モスクワ・タイムズは、姉妹版である「ザ・サンクトペテルブルク・タイムズ」と同様、フィンランドに拠点を置くサノマに所有されている。 インターナショナル・ヘラルド・トリビューンと提携している。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ザ・モスクワ・タイムズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 The Moscow Times 」があります。 スポンサード リンク
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