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ロシア・ツァーリ国[ろしあ つぁーりこく]
ロシア・ツァーリ国(ロシア・ツァーリこく、ロシア語:)は、1547年にイヴァン4世がツァーリの称号を帯びて以後、1721年にピョートル1世がロシア帝国建国を宣言するまで用いられていたロシア国家の公称である。 == 概説 == 西ヨーロッパでは同国をモスクワ・ロシアまたはモスコヴィアなどと呼んだが、これらの呼称は本来、前身であるモスクワ大公国を指す国称であった。一部の研究者たちはロシアの正式な国称が採用されず、西側諸国で「モスクワ」と呼ぶのが一般化したのは、ライバル関係にあったポーランドの政治的利害関心が原因だと指摘しているが、モスクワ・ツァーリ国家という国称はロシアの歴史家の間で頻繁に使用され、ロシア人たちにも広く認められている。 一方、日本ではこの呼び名はあまり使われておらず、たんにロシアと書かれたり、モスクワ大公国、モスクワ国家、ロシア帝国と書かれることが多い。その他、ロシア皇国、モスクワ皇国などの翻訳があるが、使用例は限定的である。書籍や教科書ではロシア国と書かれることもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロシア・ツァーリ国」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tsardom of Russia 」があります。
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