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モストウスキーの崩壊補題 : ウィキペディア日本語版
モストフスキ崩壊補題[もすとふすきほうかいほだい]
数理論理学におけるモストフスキ崩壊(潰し,収縮とも)補題とは、集合論の命題でアンジェイ・モストフスキの名に因む。
==概要==
''R''をクラス''X''上の二項関係で以下の3条件を満たすものとする。
*''R''は集合状すなわち: ''R''−1 = が必ず集合になる。
*''R''は整礎的である。すなわち: 空でない''X''の部分集合''S''は''R''-極小要素を持つ。(言いかえると、''R''−1 ∩ ''S''が空となるような''x'' ∈ ''S''があるということ。)
*''R''は外延的である。すなわち:''X''の異なる二元''x'',''y''について必ず、''R''−1 ≠ ''R''−1
モストフスキ崩壊補題はこのような''R''に対して、推移的クラス(真のクラスでもよい)''M'' で(''M'',∈)と(''X'', ''R'')が同型となるものが一意的に存在し、その同型対応も一意的であるという命題である。その同型対応''G''は
''G(x)''=で与えられる。この関数をモストフスキ崩壊関数という。(Jech 2003:69).

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モストフスキ崩壊補題」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mostowski collapse lemma 」があります。



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