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モネダ宮殿 : ウィキペディア日本語版
モネダ宮殿[もねだきゅうでん]

モネダ宮殿(モネダきゅうでん、Palacio de La Moneda)は、チリの大統領官邸
==概要==
1784年に、ホアキン・トエスカ(Joaquín Toesca)設計の元、スペイン植民地の造幣局の建物として着工され、1805年に完成する。1814年から1829年にかけて、通貨が作られる。
1845年6月より、チリの大統領モヌエル・ブルネス(Manuel Bulnes)が大統領官邸として使用する。その後、大統領官邸として機能を果たす。ガブリエル・ゴンサレス・ビデラ政権以降、大統領の住まいは別のところとなる。
1973年9月11日チリ・クーデターが起き、サルバドール・アジェンデがチリ大統領として執務するモネダ宮殿に対して、チリ空軍が爆撃する。自ら銃を手にしたアジェンデ大統領は、戦死したとも、また自殺したとも言われていたが、チリ当局の遺体調査により2011年、自殺であることが判明した。建物も、各所で破壊されたままとなる。
1981年に、大規模な修理が行われ、再建される。2006年には、地下に『モネダ宮殿文化センター』(Centro Cultural Palacio de La Moneda)が完成されて、広く市民に公開されている空間となっている。
2008年9月15日にはモネダ宮殿で当時のチリ大統領ミシェル・バチェレによって南米諸国連合緊急首脳会議が開催され、ボリビアの農民虐殺事件をかつてのチリでのアジェンデ政権に対するクーデターになぞらえて非難した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モネダ宮殿」の詳細全文を読む



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