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モバイラーズチェック : ウィキペディア日本語版
モバイラーズチェック
モバイラーズチェックは、NTTドコモが提供するプリペイド式携帯電話ぷりコール)への通話料チャージ用、ないしは通常契約の携帯電話の通話料に充当可能なプリペイドカードである。ドコモPHSがサービス提供されていた頃は、PHSへのチャージも可能であった。モバチェという略称や、ドコモテレカ、あるいはドコモテレカ モバイラーズチェックという別名がある。
== 概要・沿革 ==
NTTドコモ(当時は、グループ9社)が提供する、ぷりコール用リチャージカードとして発売開始された「ぷりコールカード」(1999年3月発行開始)が発祥である。その後、ポストペイ契約の携帯電話PHSの利用料金に充当出来るようになったため、2000年12月より現在の名称になった。2005年11月からは、コンビニエンスストアでのマルチメディア端末から発行されるシートタイプの取扱いを始めた。
ぷリコールは他社のプリペイド式携帯電話と比べてコストパフォーマンスが悪く対象機種も限られていたため利用者が少ない。またNTTドコモ自身も販売に力を入れておらず、さらに匿名性を悪用するケースが多発したため、2005年3月31日で新規受付を終了した。その後もモバイラーズチェックの販売は継続されていたが、2012年3月31日で一般販売が中止された。
金券ショップやネットオークションにも出回っており、定価の3%から5%割引で販売されていることから、ポストペイ契約者の料金節約にも利用されている。数年前まではネットオークションでは10枚単位で10%から15%割引で出品されていたこともあったが、流通量の減少とともに出品も減少し割引率も低くなっている。
また、現在では「ドコモ ケータイ送金」などの派生サービスも存在する。
2010年2月、ぷりコールの2012年3月の終了やドコモケータイ送金などで代替可能であるとの判断から、2012年3月をもって販売中止になることが発表された〔「モバイラーズチェック」「モバチェメール」の販売終了について NTTドコモ 2010年2月25日〕。
その後、2015年3月31日をもってサービスを終了することが発表された。サービス終了に先立って、携帯電話への登録は2013年3月31日で終了する〔「モバイラーズチェック」サービス終了のお知らせ NTTドコモ 2012年8月15日〕。
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