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モリヌークス問題[もりぬーくすもんだい]
モリヌークス問題(もりぬーくすもんだい、''Molyneux's Problem'')は、哲学問題の一つ。 弁護士で光学研究の専門家でもあるウィリアム・モリノー(モリヌークス〔1.他に、モリニュクス,モリヌーなど;外国人名読み方字典(Weblio辞書)"Molyneux" 2.実際にMolyneuxの発音を聴くと,モリヌークス(アイルランド),モリニュー/モリンクス/モリヌークス(イギリス),モリヌ/モリヌー(フランス),モリニュークス(スペイン北西部,日本),モリヌークス/モリニュークス(イタリア),モリノー/モリンクス(アメリカ)など。発音サイト(フリー) (2015年8月25日試聴).〕)(1656-1698)がジョン・ロックに宛てた書簡の中で示した疑問で、知覚の種類による認識の違いと経験との関係についての問いである。 == 内容 == 概要は「球体と立方体を触覚的に判別できる先天盲者が開眼手術を受けたとき、開眼した盲人は視覚だけで球体と立方体を判別できるか?」というものである。妻の失明を経験した〔:en:William Molyneux#Life〕モリヌークスが尊敬していたジョン・ロックにこの疑問を手紙で送ったのは『人間知性論』の刊行以前であった。ロックは『人間知性論』の初版ではこの疑問を取り上げなかったが、モリヌークスから二度目の手紙(1693年3月2日付)〔#外部リンクに手紙原文〕を受け取って、第二版(1694年)でこの問いを紹介した
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モリヌークス問題」の詳細全文を読む
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