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モルゴス(Morgoth)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。 イルーヴァタールによって作られたヴァラールの一人で、最も力を持つものだった。元々の名前は「力もて立つ者」と言う意味であるメルコール(Melkor)。 == 概要 == メルコールはヴァラールの中でも最強の存在であり、他のヴァラの能力を少しずつ併せ持っていた。だがこの力を悪しき方向に使い、兄弟であるマンウェの王国を力で奪い取る事に費やした。この反逆を持ってメルコールと言う名を奪い去られヴァラールとしての資格を奪われる。 マイアールの中にはかれの力に畏怖し、仕える者も現れた。サウロンやバルログと呼ばれる者たちがそれである。また、エルフを捕らえて拷問でねじ曲げ、邪悪なオークを創り出したほか、竜のような怪物も多数生み出している。 しかし数多いしもべに悪意を注ぎ込んで繰り出すうちに、本来は並ぶ者のないメルコール自身の力は少しずつ損なわれ、弱まっていった。アイヌアなら誰でもできる、肉体を棄てて不可視の姿に戻ることさえ、後にはできなくなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モルゴス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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