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モルワイデ図法 : ウィキペディア日本語版
モルワイデ図法[もるわいでずほう]

モルワイデ図法(モルワイデずほう)は、1805年ドイツ天文学者数学者カール・モルワイデが考案した地図投影法の一種である。
== 特徴 ==
擬円筒図法の一種で、地図上の任意の場所で実際の面積との比が等しくなる正積図法である。地球全体を1枚の平面に表現でき、地図の外周は楕円形になる。楕円の長径(横)と短径(縦)の比は2:1となり、もし縮尺1分の1の地図を作成したとすれば、横36040km、縦18020kmの楕円となる。
緯線はどれも水平直線になる。経線は中央経線が垂直な直線となるが、それ以外の経線はを描く。等積になるように緯線の間隔を調整するため、距離の比は一定になっていない。赤道上では正角でなく、南北方向が東西方向に比べ1.234倍伸びている。中央経線上で正角になるのは緯度40度44分である〔グード図法ではこの緯度でサンソン図法部分と切り替える〕。地図の周辺部の歪みが大きくなるが、サンソン図法ほど大きくはない。
主に分布図に利用される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モルワイデ図法」の詳細全文を読む



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