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モロッコ料理(アラビア語:''مطبخ المغرب'')は、地中海料理とベルベル料理とアンダルシア料理が元となっている。写真は最も有名なモロッコ料理であるクスクス。 日本には存在しないが、サンフランシスコには、世界で唯一、ミシュランの星を保持するモロッコ料理店「aziza」が存在する。1つ星。 == 概要 == モロッコ料理では、クミン、パプリカ、サフランがよく用いられ、ハリッサはあまり使わないためチュニジア料理ほど辛くない。よく使われるハーブにイタリアンパセリやコリアンダーリーフがある。料理に干しぶどう、デーツ、アーモンド、レモンの塩漬け、オリーブをよく用いるのも特徴的である。東地中海地方(マシュリク)のアラブ料理とは異なり、ヨーグルトの消費は少ない。主食は主にパンである。 モロッコ料理では牛肉と羊肉が最もよく用いられる肉である。マグレブで育てられている羊の種類は、脂肪のほとんどを尻尾の近くに蓄える。そのため、羊肉特有の臭みはあまり強くない。鶏や鳩など家禽の肉もよく食べられる。ラクダを食用とする南地方もある。 ミントと砂糖を入れた緑茶(アッツァイ)はとても人気があり、茶葉は中国緑茶の珠茶や珍眉茶が好まれる。 2010年、イタリア料理、ギリシア料理、スペイン料理と共に、モロッコ料理が、地中海の食事としてユネスコの無形文化遺産に登録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モロッコ料理」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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