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モンゴメリ日記[もんごめりにっき] 『モンゴメリ日記』は、カナダの作家L・M・モンゴメリが50余年にわたってつけ続けた個人的な日記である。この日記は、研究者らによって整理されて、モンゴメリの遺言により没後50年経ってから、原題The Selected Journals of L.M. Montgomery 1巻から5巻として公表・出版された。 『モンゴメリ日記』は邦訳のメインタイトルである。 == 概要 == この日記にはモンゴメリ本人の気持ちや作品誕生の経緯がつぶさに記録されており、日記の公開でモンゴメリの生涯の詳細が明らかになった。アン・シリーズやエミリー・ブックスなどの作品に、日記にあるエピソードやモンゴメリ本人の心情が反映されているのも確認されている。〔桂宥子著『L. M. モンゴメリー 現代英米児童文学評伝叢書2』〕 また、モンゴメリは着実な観察眼でカナダの自然、社会、文化、人間関係を日記の中に描いているため、当時のカナダ社会の実情を知る資料としても価値がある〔『モンゴメリ日記2』桂宥子によるあとがき pp.228-229〕。日記によって、モンゴメリは「カナダ近代史の貴重な証言者として再評価」〔『「赤毛のアン」の秘密』p.69〕されるようになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モンゴメリ日記」の詳細全文を読む
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