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モントリオール理工科大学(仏:École Polytechnique de Montréal、英:''Ecole Polytechnique of Monteal''、略称:POLY)は、カナダケベック州モントリオールにある大学。 モントリオール大学の附属大学(affiliated)の一つであり、共用施設も多い。モントリオール理工科学校と記述されることもある。日本において「ポリテクカレッジ」を愛称とする施設(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する職業能力開発大学校あるいは職業能力開発短期大学校)のような職業訓練施設ではなく、博士の学位を授与できる高等教育機関であり、日本の工業系の大学に相当する。同様の大学としてモントリオール大学商科大学(HEC) も隣接して存在している。 == 歴史 == モントリオール理工科大学は1873年に設立された。当初の目的は製図と工業デザインの教育にあった。設立当時は住居を改造した建物が校舎であったが、後にサンドニ通りの校舎へと移動した。1958年に現在の場所であるモントリオール大学に隣接した位置へと移転した。本部棟は1975年と1989年に増築されたが、規模は拡大を続け、2002年にはHECの旧棟5階と6階部分を計算機電気工学科(のちに2学科へと分離)が間借りするまでになった。その結果、2003年には新棟(Lassonde棟)の建設がスタートすることとなった。 1960年代まで、モントリオール理工科大学の主目的は技術者の訓練であった。しかし1959年から研究にその主目的を移し始め、今や理工系分野においてカナダ有数の研究機関へと発展している。 現在12学科、57の研究単位(研究センター)を有し、活発に研究がなされている。 1989年12月6日、カナダの銃規制の厳格化のきっかけとなる銃乱射事件(モントリオール理工科大学虐殺事件)が発生し、14名の女子学生が犯人のマルク・レピンに殺害された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モントリオール理工科大学」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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