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モンドルキリ州[もんどるきりしゅう]
モンドルキリ州(モンドルキリしゅう)は、カンボジア東部の州である。同州はカンボジア国内で最も広大で最も人口希薄な州である。州都は。モンドルキリ州は、山林や力強い滝があることでその名を知られている。モンドルキリ州は、カンボジアにおけるエコツーリズムの候補地である。 == 少数民族(モンドルキリ州の Trill Hibes ) == モンドルキリ州の人口の80%は10の少数民族からなり、その中ではプノン族が最も多い。残りの20%はクメール人、華人及びイスラム教徒のチャム人である。 住民は土地収奪型の農業によって生計を立てており、コメや果樹、何種類もの野菜を栽培している。その他、イチゴやコーヒー、ゴムノキ、カシューナッツも栽培されている。 「クメール様式」の家屋が増えつつあるとはいえ、プノン族の伝統的な家屋も残っている。家の中には、1000年以上も使われているという大きな釜と、伝統的な銅鑼があることが多い。銅鑼には色々な種類があり、それぞれ使う機会が違う。先住民の社会においては、釜と銅鑼は、実用品としてはもちろん、伝統という意味においても心の拠り所という意味においても最も価値のある所有物である。ポル・ポト時代にこうした物品はジャングルの秘密の場所に埋められ、多くの場合今もなお地中に眠っている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モンドルキリ州」の詳細全文を読む
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