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モーリス・エマニュエル : ウィキペディア日本語版
モーリス・エマニュエル

モーリス・エマニュエルMaurice Emmanuel, 1862年5月2日 - 1938年12月14日)はフランス音楽学者作曲家
本名マリ・フランソワ・モーリス・エマニュエル(''Marie François Maurice Emmanuel'' )。バール=シュル=オーブで生まれ、ボーヌで育った。1869年に家族に連れられディジョンに移り、同地の聖歌隊員になる。パリ音楽院に入学し、作曲をレオ・ドリーブに師事。同窓生のドビュッシーと知り合い、生涯の友人となった。
エマニュエルの関心は、民謡オリエントの音楽、異国の旋法にあった。エマニュエル作品の旋法の用法はドリーブを不愉快にし、ドリーブはエマニュエルのローマ大賞への参加申請を差し止めた。その後エマニュエルは学問の道を歩み、1895年古代ギリシャの音楽に関する論文を執筆し、1909年にパリ音楽院作曲科の教授に任命された。門人にオリヴィエ・メシアンがいる。1904年から1907年まで、(シャルル・トゥルヌミールがオルガニストを務めた)聖クロティルド教会の聖歌隊指揮者を務める。
その後も作曲活動を続け、中でもピアノのための《6つのソナチネは興味深い作品である。第1番はブルゴーニュ民俗音楽、第2番は鳥の声、第3番のフィナーレはブルゴーニュ民謡を挿入しており、第4番は「インドの様々な旋法によって''en divers modes Hindous'' 」との副題がついている。
== 主要作品一覧 ==

* 歌劇
 * 縛められたプロメテウス''Prométhée enchaîné'' (アイスキュロス原作)
 * サラミーヌ''Salamine''
* 管弦楽曲
 * 交響曲 第1番
 * 交響曲 第2番
* 室内楽曲
 * チェロ・ソナタ
 * 弦楽四重奏曲
* ピアノ曲
 * 6つのソナチネ

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モーリス・エマニュエル」の詳細全文を読む



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